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2013-03-12 [長年日記]

日経Linux2013年4月号でざっと見で目についた問題点

追記注:既に5月号に訂正が載っているようです。

まとめておいた方が親切だよね、ということで。

  • Ubuntuをデスクトップとして扱っている記事で、パッケージを毎回ターミナル(端末)から入れさせようとするのは良くない。まずはソフトウェアセンターを使うのが一般ユーザー向けには適している
  • みかちゃんフォントをインストールする、というので、パッケージが存在しているのにわざわざtarballをダウンロードさせてコピーさせてる。理由がわからない。該当パッケージをメンテしている人間としては、パッケージの存在意義を否定されているようで悲しい。(以前もEclipseの導入でPleiadesをzipで落として入れてたのがあった記憶が…これも同様)。
    追記: multiverse だから、かなぁ。でもそれでもパッケージをダウンロードする、というのは無いのかねぇ?
  • Debian GNU/Linuxって必ず書いてるようなんですが、これは逆に「Debian」とだけ書くのはありなんですよね。Debian Linuxという書き方が×(最初期以外はこの呼び方しない)。
  • 古いPCの再生記事でDebianとLubuntu入れてたのだが、Debianを標準のGNOMEで入れたら重くなっちゃうんじゃ…xfceかlxdeで入れるのが比較として正当だと思う。読者を誤った方向に導いているように見える(「軽量な環境」を入れるという目標で、GNOMEをあえて入れるのであれば、その理由ぐらいは言及すべき)。
  • Debianの解説で「フリーソフトで構成される」というような解説があった。ちゃんとフリーソフトウェアって書いてほしい…絶対これ「フリーウェア」とかと同じに捉える人を生み出しますよ?
    OSSを「オープンソフト」とか言わないですよね。FirefoxをFireFoxとかFire Foxとか書かないし、MicrosoftをMicroSoftとか書いてたらいかんですよね。それと同様。これが一般PC雑誌なら「まぁしかたがないか…」ですが、専門紙なんだから基本用語は正確にお願いしたい
  • 問題あり: Ubuntuをに常に最新へアップデートしよう、という記事で proposed-updates を当てるように案内するのは、大変よろしくない。proposed-updates はその名前が指すように「リポジトリに入れるかな、候補」の提案であって、最新へアップデートというのにはそぐわない(β版かRC版ぐらいな感じ)。最新が「リリースされたもの」を指し示さないなら、開発版(α相当)を案内するのがいいだろうし、リリースされたものを指すのであればproposed-updatesを盲目的に導入指示するのは誠実さに欠ける

ということで、書いたライターの方は、正直キンカクテンプルでハラキリ儀式を行ってほしいぐらいです。サツバツ!

さらに追記: Debian での proposed-updates の扱いについては、Software Designの今月号で書いてあるのでそちらを参照のこと!(ステマ)

ま、一言で言うと「誠実さに欠ける」が私的には問題だよなーと思うのでした。