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2013-07-28 [長年日記]

dpkg-debの標準圧縮形式がxzになった

昨年のDebConf12でのプレゼン以来、一年越しではありますが、dpkg-debの標準圧縮形式がxzになりました。

差分を見ても分かるとおり1行修正なわけで、さらに実際に変更作業をしたのは自分ではないわけですが、結構うれしいです。

大まかな経緯。

  • Debianパッケージのサイズについて、圧縮形式をxzにした方が場合によっては大幅に縮むということが判明(メンテしているフォントパッケージの一部で劇的)。
  • 「…ん?ってことは他のパッケージでも同じように圧縮率が高まるんじゃね?」(ぴこーん)
  • デスクトップにリポジトリフルミラーして、すべての.debファイル を ar -x で展開→中のdata.tar.gzを gzip -d して xz で圧縮する作業を実施(数行のスクリプトを書いて後は1週間ほど放置)
  • ほぼ目論見どおり圧縮が効くのを確認。
  • 「…あ、これミラーサーバーのトラフィック削減にもなるんじゃね?」(ぴこーん)
  • ミラーサーバーのログをいただいて簡単なスクリプトで削減量を算出。
  • DebConf12でプレゼン。ちょうどリリースCDにGNOMEが入りきらなくって、xz適用するのがいいんじゃね?というdebian-cdチームの話題に乗っかっていい感じに
  • ここまで「少なくともx86/x86_64なマシンだったらxzは問題ないよね」という結論だったのだが、その頃に衝動的にNASを購入して、中身がほぼDebianというARMマシン(NETGEARのReadyNAS Duo v2)だったので「じゃぁ非intel/AMDなCPUでの傾向を確認しよう」と簡単にテスト→問題なかったので「全部xzにしちゃえよ!」とdebian-develメーリングリストで提案
  • dpkgメンテナが「wheezyのリリース後にdpkgの圧縮形式をxzにしようと思う」と賛成してくれた
  • Debian7 "Wheezy"リリース
  • dpkg 1.17.0 がリリース、圧縮形式が xz に(←イマココ!)

ここでのポイント

  • やった検証は gzip -d して xz するだけという「どなたでも可能な作業」
  • その後の変更も他力本願
  • 変更自体も簡易
  • でも効果は絶大